筋萎縮性側索硬化症にワクチン ヒトへの応用可能・健康情報を扱うブログです。がん・生活習慣病(糖尿病・高血圧など)・感染症・関節炎・メタボリック症候群などの医療情報や、健康管理法を取り上げます。

スポンサードリンク

スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

筋萎縮性側索硬化症にワクチン ヒトへの応用可能


筋萎縮性側索硬化症ALS)とは、筋肉の萎縮・衰退が進行する疾患で、厚生労働省から難病に指定されています。
大脳皮質から脊髄までの神経と、脊髄から筋肉を収縮させる神経の両方に、障害が起きることが原因です。

初期の症状に、手先の筋力低下と筋肉萎縮が見られ、やがて麻痺が手から始まり、腕、肩、下半身へと及んでいきます。
進行すると、言語障害や運動麻痺、呼吸器障害などが現れます。

根本的な治療法は、まだありません。

運動神経が死んで全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)のうち、遺伝性へのワクチンを日本とカナダのグループが開発、マウスで延命効果があったとの実験結果を米科学アカデミー紀要電子版に30日、発表した。

グループの漆谷真滋賀医大分子神経科学研究センター助手によると、ALSに有効なワクチンは世界初で「ヒトへの応用が可能で、早期治療が期待できる」としている。

ALSの1割は遺伝性で、研究グループは遺伝性の原因遺伝子の1つとされ、有害な活性酸素を無害化する「スーパーオキシドジスムターゼ1(SOD1)」という酵素の突然変異に着目。
もともとSOD1は細胞質内にあるが、研究グループはALSを発症するモデルマウスの実験などで、細胞外に出た変異型は運動神経に障害を与えることを確かめた。

そこで、大腸菌を利用した遺伝子組み換え操作で酵素機能がない変異型SOD1を作り、ワクチンとしてマウスに投与すると、主に変異型と反応して働かなくする抗体ができた。

生後約11カ月で発症し寿命が約13カ月のモデルマウスにワクチンとして使うと、使わないのと比べて発症は約20日遅くなり、寿命は約30日延びた。
(引用:http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/life/health/37066/)

SOD1遺伝子の突然変異が原因と見られる筋萎縮性側索硬化症の研究は、SOD1マウスを使用した実験によって、進展が見られています。

今回の研究は、ワクチンという点で興味深く、ヒトへの応用の早期実現に期待します。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。