胃がんの発生メカニズム解明 ピロリ菌が酵素利用・健康情報を扱うブログです。がん・生活習慣病(糖尿病・高血圧など)・感染症・関節炎・メタボリック症候群などの医療情報や、健康管理法を取り上げます。

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胃がんの発生メカニズム解明 ピロリ菌が酵素利用


胃がんは、日本人にとって非常になりやすいがんです。
発症率、死亡率とも、先進国のなかで圧倒的に高いことが知られています。

近年、胃がんの原因としてヘリコバクター・ピロリ菌の感染が注目されています。
ピロリ菌に感染すると、胃粘膜に慢性的な炎症が生じます。
その結果、粘膜が徐々に萎縮し、腸上皮化生と呼ばれる変質が起きて、ガンが発生しやすい状態になるとされています。

京都大大学院の丸沢宏之助手(消化器内科)らのグループは、ヘリコバクター・ピロリ菌が胃がんを発症させる仕組みを、人やマウスの細胞実験などで明らかにした。ピロリ菌が、胃粘膜細胞をがん化するために、通常は免疫細胞にしかない「AID」と呼ばれる酵素を利用していたことを突き止めた。丸沢助手らは「細菌が原因でがんができる唯一の例。早期のピロリ菌除菌が胃がん予防に効果的だといえる」と話す。成果は2日、米医学誌「ネイチャー・メディシン」電子版に掲載される。

ピロリ菌は幼児時に経口感染し、胃に数十年すみ続け、慢性胃炎を起こす。日本では40代以上の7割が感染しているという。胃がんでは最も重要な発がん因子であることが判明していたが、具体的な仕組みは分かっていなかった。
グループは人体の免疫機能を担うAIDが、本来は免疫細胞のBリンパ球にしかないはずなのに、慢性胃炎を起こした細胞に多く現れていることに着目。ピロリ菌を人為的に感染させた胃粘膜細胞にはAIDが多く現れ、重要ながん抑制遺伝子を変異させるなど、がん化する一連の仕組みを確認した。

AIDの働きを抑制するなどの新治療法開発の道も開けそうだという。
(引用:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070402-00000003-mai-soci)

ピロリ菌が、遺伝子を突然変異させる誘因子であることが、この研究ではっきりしました。
今後は、AIDのメカニズムの解明に焦点を絞ることで、胃がんの予防や治療が進展することでしょう。
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