健康情報を扱うブログです。がん・生活習慣病(糖尿病・高血圧など)・感染症・関節炎・メタボリック症候群などの医療情報や、健康管理法を取り上げます。

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アトピー性皮膚炎の新診断法 微少電流で皮膚の状態を把握


アトピー性皮膚炎とは、アトピー体質という遺伝性のアレルギー素因をもつ皮膚に発生する皮膚炎です。
ダニ・カビ・ハウスダスト・花粉といった物質に対して、先天的に過敏な皮膚が過剰反応することで起こると考えられています。

身体の広範囲に左右対称の発疹が出て、慢性に繰り返す、痒みがあるといった特徴があります。

皮膚にごくわずかな電流を流すと電気刺激でかゆみが起こる現象を利用して、東北大学医学系研究科皮膚科学分野の相場節也教授と小沢麻紀研究員が、アトピー性皮膚炎などかゆみを伴う病気の新しい診断方法の開発に取り組んでいる。

小沢研究員らは、通常、電流を流して手足のまひの状態などを調べる市販の検査装置を使用。健康な12人を対象に、最高1・5ミリアンペアの電流で電気刺激を与えた結果、この装置でかゆみを誘発できることを確認した。
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がん細胞を光らせる物質開発 微小がん発見に効果


がんは、早期に発見し、早期に治療すれば治る病気です。
とはいえ、早期発見はそう簡単なことではありません。

通常のX線撮影では、初期がんといわれる直径1cm以下のがんを発見することは困難です。
また、これより数段優れている従来のCTでも、初期がんを発見する確率は50%に満たないとされています。

がん細胞に取り込まれると光り続ける蛍光物質を、米国立衛生研究所と東京大の研究チームが開発した。マウス実験では、従来の検査では見つけにくい小さながんでも強い光を発することが確認された。微小ながんを正確に見つける新しい診断薬の開発につながる可能性があるという。

研究チームは、がん細胞に取り込まれると光るスイッチが入り、スイッチが入っている間は、がん細胞の中やがん細胞表面にとどまる物質の開発に取り組んだ。

その結果、(1)がん細胞に取り込まれると分解されて光り始め、光ると水に溶けにくくなって細胞から排出されにくい(2)事前にがん細胞が取り込んだ酵素で処理されると光り始め、水にも溶けにくくなる(3)がん細胞表面に張り付けた結合分子と結びつくと光り始め、結合が長く続く――という性質を持つ3種の蛍光物質を開発した。いずれも従来の蛍光物質に比べ光が強いという。
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アレルギー治療に手がかり 炎症反応の仕組み解明


アレルギーとは、特定の抗原に対して起こる免疫反応が過剰になる場合をいいます。
身体に不都合な反応が起こり、くしゃみのような軽いものから、ショック死に至るものまで症状はさまざまです。

食物アレルギーや、薬物アレルギー、アトピー性皮膚炎などがあります。
アレルギーとして有名な花粉症は、アレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎が代表的な症状です。

花粉症やリウマチなどアレルギー疾患につながる炎症反応の暴走に対し、体内の特殊なたんぱく質が“ブレーキ”の役割を担うことを、理化学研究所のチームが突き止めた。

アレルギーの仕組みの解明や新薬開発につながる可能性がある。成果は30日付の米科学誌「ネイチャー・イムノロジー」電子版に掲載される。
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肥満の労働者 雇用者側の経済的負担に


肥満とは、体重に占める脂肪の割合が、標準より過度に多い状態です。
脂肪が蓄積された部位によって、内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満に分けられます。

肥満そのものは、腰痛や膝関節痛、睡眠時無呼吸症候群などを引き起こしますが、より危険なのは合併症です。
高脂血症、糖尿病、動脈硬化、高血圧症といった、循環器系異常や代謝異常を発症しやすくなります。

肥満の労働者は、業務中のけがによる労災申請が多く身体に障害が起こりやすいため、雇用者側の経費がかさむ可能性があるという。

米ノースカロライナ州のデューク大学病院の研究チームが1万1728人を対象に行った調査によると、BMI値が40以上の人は労災の請求率が理想体重の人の2倍だった。請求は、特に背中、手首や腕、首や肩、ひざ、足や腰に関する損傷だという。
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脳梗塞の前触れ 一過性脳虚血発作を見逃さずに


脳梗塞では、一過性脳虚血発作TIA)という前触れの発作が、しばしば起こります。
脳血管が一時的に詰まることで現れますが、24時間以内、多くが数分から30分ほどで症状は消失し、後遺症は残りません。

身体の半身に力が入らなくなる運動障害が、もっともよく見られる症状です。
ほかに感覚障害、平衡感覚の障害、言語障害、視覚障害といったものがあらわれます。

慶應義塾大学医学部神経内科の鈴木則宏教授によると、「『脳梗塞』の前触れである『一過性脳虚血発作』を見逃さないことが『脳梗塞』予防には重要。というのも、『一過性脳虚血発作』と『脳梗塞』は発症に至る経緯が同じだからです」という。

動脈硬化が進むと、血管が厚くなり、血管内皮の機能が落ちる。その結果、血管の内側に血小板が付着しやすくなる。これが大きくなって剥がれ落ち、塊(血栓)になって血管を流れる。「脳梗塞」では、この血栓が脳の血管につまり、その先の細胞に栄養が届かなくなる。その結果、脳の神経細胞が死んでしまい、まひなどが起こる。

一方、「『一過性脳虚血発作』は、いったん脳の血管に血栓がつまり、その後、血栓が溶けて血流が復活する」(同教授)のが特徴。
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耳鳴りは病気のシグナル 早めの検診が大切


耳鳴りは多くが、外耳炎、中耳炎、難聴といったほかの耳の病気の症状、あるいは前兆として起こります。
他に、高血圧など循環器系の疾患、糖尿病、ストレス過多による心理的要因なども、原因となります。

耳鳴りによるストレスから、不眠になったり、不安を感じたりして、うつ状態に陥る場合もあります。

耳鳴りには、本人にしか聞こえない自覚的耳鳴りと、心臓の鼓動や血液が流れる音など、体の内部に音源があり、聴診器などで音を聞くことができる他覚的耳鳴りの2種類がある。耳鳴り治療の世界的権威である埼玉医科大学名誉教授の坂田英治さんは「耳鳴りで悩む人の大半が自覚的耳鳴り。体のどこにも音源がないため、患者さんの苦痛が理解されないことも多いのです」という。

「『ゴー』という低い音は、外耳(がいじ)や中耳(ちゅうじ)など、音の振動を伝える器官に障害がある場合に多く聞こえます。このタイプは比較的治りやすいですね」と坂田さん。
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腰痛は今や国民病 生活改善で治療・予防を


腰痛の原因はさまざまです。
椎間板ヘルニアや変形性腰椎症といった整形外科的要因だけでなく、がん、内臓疾患、炎症などでも起こります。

一般的には、腰部を構成する椎間板、靱帯、筋、脊椎関節などの変化によって、神経が刺激されて痛みが生じるものを、腰痛といいます。

腰痛を防ぐため、まず心がけたいのは、正しい姿勢で座ることだ。

「両肩を後ろに引き、上体は上に伸びるようにまっすぐにします。おなかは引っ込める。すると脊椎(せきつい)が正しい形で伸び、腰への負担が軽くなります」

こう語るのは、横浜市の「あきカイロプラクティック治療室」副院長、檜垣暁子(あきこ)さん。

腰の筋肉の血流をよくするように努めることも大切だ。血の流れが滞ると、腰のこり、そして腰痛の原因となる。「約1時間ごとに立ち上がって伸びをしたり、トイレへ行ったりしたほうがいいでしょう」
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眼病予防 赤ワインポリフェノールに血管拡張作用


糖尿病網膜症とは、糖尿病の合併症の一つで、網膜に病変が起きるものです。

高血糖が長期間続くと、網膜の毛細血管に血管瘤というこぶができます。
この血管瘤が破裂して出血したり、網膜に栄養が補給されなくなることで発症します。

出血が続くと視力が低下するだけでなく、網膜が縮んで剥離します。
悪化すると、硝子体からも出血し、失明に至ることもあります。

赤ワインなどに含まれるポリフェノールの一種、レスベラトロールに、目の血管を拡張させる機能があることを、旭川医大などの研究チームが突き止め、大阪市で開催中の日本眼科学会で20日発表した。

成人の失明原因でトップを占める糖尿病網膜症をはじめ、血流障害による病気の予防効果が期待される。
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ADHD発症児の母親 約半数が喫煙歴あり


ADHD(注意欠陥・多動性障害)とは、不注意、多動性、衝動性の3つを特徴とする行動障害です。
集中力が持続できない、落ち着きがない、考えずに行動するなどの症状が見られます。

原因ははっきりとは分かっていませんが、先天的な脳の機能障害によるものとみられています。

落ち着きがないなどの症状が表れるADHD(注意欠陥・多動性障害)の子どもの場合、母親の喫煙率が同年代の女性の2倍程度高いことが、大阪府の小児科医の調査でわかった。

母親の喫煙とADHD発症との関係を示す研究は、これまで海外ではあるが、日本では初めてという。
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多発性硬化症 ビタミンDに予防効果


多発性硬化症とは、中枢神経に脱随変化が生じて、運動障害、視覚障害などが起きる病気です。
厚生労働省から、難病指定を受けています。

多発性と呼ばれるほど、多くの神経症状が現れます。
初期には、運動麻痺や視力障害、知覚障害が起き、次第に言語障害や手足の麻痺などを発症します。

ビタミンDの摂取が多発性硬化症(MS)を予防する可能性があることが、米国ハーバード公衆衛生大学院の研究者、アルベルト・アスチェリオさんらによって指摘された。

アスチェリオさんらは、米陸軍と海軍でMSを発症した257人について、発症前の血清のサンプルのビタミンDの濃度を調べ、健康な兵士のものと比較した。その結果、ビタミンDの濃度が最も高いグループの人は、MSを発症するリスクが62%低いことが分かった。
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脳梗塞の新治療法 幹細胞で脳組織再生


脳梗塞とは、脳の血管が詰まったり、血のめぐりが悪くなることで、脳組織が酸素・栄養不足に陥り、壊死してしまうものです。
アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ梗塞、心原性脳塞栓症の3タイプに分類されます。

症状として、片方の手足の麻痺や感覚障害、構音障害、失語症、意識障害などがあります。

アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ梗塞の場合は、慢性的に血流障害が進むため、少しずつ進行します。
心原性脳塞栓症は突然症状が現れ、発症時に最も症状が重いのが特徴です。

札幌医大の宝金清博教授(中枢神経治療学)らの研究グループは12日、患者本人の骨髄の幹細胞を使って脳神経細胞の再生を促す国内初の脳梗塞(こうそく)の治療を発症後約2カ月の50代の女性に実施したと発表した。

受精卵を壊してつくる胚(はい)性幹細胞(ES細胞)と比べ倫理的に問題も少なく、拒絶反応が起きない利点がある一方、改善効果の詳しいメカニズムなど解明されていない点もある。
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ナルコレプシー 周囲の理解が大切


ナルコレプシーは、睡眠障害の一種です。

ほぼ毎日、昼間に突然耐え難い眠気を感じて、居眠りをしてしまうのが主な症状です。
また、笑ったり怒ったりすると急に身体の力が抜ける脱力発作や、入眠時の睡眠麻痺、入眠時幻覚が現れることもあります。

神経伝達物質であるオレキシンの欠乏が、発症原因と見られています。

昼間、学校で試験問題を解いているとき、あるいは大切な商談をしているときや車の運転中など通常は眠らない状況で、居眠りをしてしまう人がいる。「ナルコレプシー」(居眠り病)が疑われるが、やる気のなさや疲労、鬱病(うつびょう)などからくるものでは決してない。日常生活に支障を来す恐れがあり、しかも一生続く病気なので、薬物療法や行動療法が必要となる。何よりも周囲の理解が大切だ。

日本人の0・16~0・18%がナルコレプシーにかかっているといわれるが、多くは思春期に発症し、14~16歳がピークとされる。男女差はない。遺伝的要因も指摘されるが、第1親等の血縁者に患者がいる場合でも、発症する頻度は1~2%程度という。

今のところ、根本的な治療法が確立されていないため、患者は薬物療法や行動療法などで、症状をコントロールしていく必要がある。日中の眠気については、覚醒(かくせい)効果を持つ精神賦活剤が効果的だが、今年3月28日から欧米でよく使われるモダフィニルという精神賦活剤も保険適用となった。
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はしか 東京・埼玉で流行 合併症に注意


はしか(麻疹)とは、感染力の強い麻疹ウイルスによって起きる病気です。

1週間から10日の潜伏期の後、高熱とともに、くしゃみ、咳、鼻水など風邪に似た症状が現れます。
目が赤くなり、目やにが出るのが特徴です。
数日経つと、口の中の粘膜に白い水疱状の斑点が現れ、やがて全身に赤い発疹が出てきます。

有効な治療法はないため、安静にして栄養のあるものを与えます。

高熱と全身に発疹(ほっしん)が出る麻疹(ましん)(はしか)が、埼玉県や東京都を中心とする南関東で流行していることが、国立感染症研究所の17日までのまとめで分かった。例年、春から夏に患者が増えるため、流行はさらに拡大する恐れがあるという。

人の移動が増える行楽シーズンを前に、同研究所の安井良則主任研究官は「学校や地域で麻疹が流行していたり、発熱など感染の可能性がある人は、人が集まる場所には出ないで」と注意を呼び掛けている。
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冷えは万病のもと 腹巻きが人気


身体の冷えは、糖尿病や心不全、甲状腺機能低下症などの病気による場合と、自律神経失調や血流の悪さなど体調による場合があります。
後者を特に冷え性と呼びます。

冷えは、頭痛や肩こり、身体のだるさ、生理不順、肌荒れなどの原因になるといわれています。

「腹巻きの人気はとても良い傾向」とは、東京女子医科大学付属青山自然医療研究所クリニックの川嶋朗所長。おなかの冷えは全身の冷えにつながるため、健康面で大きな危険をはらむからだ。冷えは万病のもとだと川嶋所長は強調する。最大の問題は、冷えによる血流低下。酸素や栄養を運ぶ役割の血流が悪くなると細胞の働きが鈍り、新陳代謝も悪化、老廃物排出も滞るため血栓のリスクも出てくる。

第二の問題は、低体温では酵素がうまく働かないこと。酵素は体内のさまざまな化学反応にかかわるため、酵素反応の悪化が脂肪代謝に影響すれば生活習慣病につながる可能性もある。また“心の健康”にも冷えが関係すると説く。「鬱病(うつびょう)の人のおなかを触ると必ず冷たい」。冷えて血流が低下すると脳内のセロトニン分泌が鈍るためだという。
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メタボリックシンドローム 予防対策に魚肉ソーセージ


メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖、高血圧、高脂血症のうち、2つ以上を併発している状態です。

上記の4つは、いずれも動脈硬化のリスクを高める要因です。
メタボリックシンドロームになると、それらが相乗的に悪影響を及ぼすため、動脈硬化の進行が促進されます。
その結果、狭心症や心筋梗塞などの心臓病や、脳卒中などの合併症を起こしやすくなります。

水産最大手のマルハグループ本社は16日、従業員のメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を予防するため、血液中の中性脂肪を下げる効果があるとされるDHA(ドコサヘキサエン酸)が入った同社製の魚肉ソーセージ(特定保健用食品)を約1カ月間、従業員に無料で提供する取り組みを始めた。
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アメリカのがん死亡者数が減少傾向 喫煙者減少と治療成績向上が主因


喫煙は、健康に様々な悪影響を及ぼしますが、最も有名なものが”がん”です。
肺がん、咽頭がん、喉頭がん、口唇・口腔がんが、特に関連性の強いがんとされています。

タバコの煙には、およそ200種類もの発がん性物質や、発がん性が疑われる物質が含まれています。
喫煙という行為は、これらの有毒物質を、口腔、舌、咽喉、気管支、肺胞の粘膜に繰りかえし曝し、血液中に取り込むことなのです。
また、副流煙による受動喫煙でも、発がんなどの悪影響を被ることが分かっています。

米国のがんによる死者数が、2004年には前年より約3000人少なく、2年連続で減少したことが全米がん協会の最新の統計で17日分かった。

同協会は「一時的な減少ではなく、傾向としてはっきり表れた。喫煙者の減少と治療の向上が主な要因だ」としている。日本では、がんによる死者は増加し続けている。
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筋萎縮性側索硬化症にワクチン ヒトへの応用可能


筋萎縮性側索硬化症ALS)とは、筋肉の萎縮・衰退が進行する疾患で、厚生労働省から難病に指定されています。
大脳皮質から脊髄までの神経と、脊髄から筋肉を収縮させる神経の両方に、障害が起きることが原因です。

初期の症状に、手先の筋力低下と筋肉萎縮が見られ、やがて麻痺が手から始まり、腕、肩、下半身へと及んでいきます。
進行すると、言語障害や運動麻痺、呼吸器障害などが現れます。

根本的な治療法は、まだありません。

運動神経が死んで全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)のうち、遺伝性へのワクチンを日本とカナダのグループが開発、マウスで延命効果があったとの実験結果を米科学アカデミー紀要電子版に30日、発表した。

グループの漆谷真滋賀医大分子神経科学研究センター助手によると、ALSに有効なワクチンは世界初で「ヒトへの応用が可能で、早期治療が期待できる」としている。

ALSの1割は遺伝性で、研究グループは遺伝性の原因遺伝子の1つとされ、有害な活性酸素を無害化する「スーパーオキシドジスムターゼ1(SOD1)」という酵素の突然変異に着目。
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足の動脈硬化「PAD」 警告サインを見逃さずに


動脈硬化とは、さまざまな原因で動脈がもろくなったり、内径が狭くなったりした状態です。
アテローム(粥状)硬化、メンケベルグ型動脈硬化、細小動脈硬化の3つのタイプがあります。

このうち最も多いアテローム硬化は、大動脈、脳動脈、冠動脈など比較的太い血管に起こる動脈硬化です。
血管壁の内膜にコレステロールなどがたまって、アテローム(動脈硬化巣)ができ、徐々に肥厚して、血管の内腔が狭くなるというものです。

「動脈硬化は、頭の先から足の先まで、全身の血管で起こります」と、名古屋大学大学院医学系研究科血管外科学の古森公浩教授。その1つが、「ASO(閉塞性動脈硬化症)」とも呼ばれる「PAD(末梢動脈疾患)」だ。

「手や足の動脈が、動脈硬化によって狭くなったり詰まったりして、血液の流れが悪くなる病気」(同教授)で、初期症状は、足の裏の皮膚が白くなる、何もしていないのに、足がしびれる、足先などに冷えを感じるなど。やや進むと、間歇性跛行の症状が出る。

同教授は、「数十メートル歩くだけで、ふくらはぎまたは太ももが痛む。あるいは、坂道や階段を上るとき、立ち止まらないと進めなくなる。痛みは立ち止まると10分以内に完全になくなる。こうした症状があるようなら要注意」という。
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美白にホオノキエキスが有効 メラニン生成量8割減


メラニンとは、皮膚、毛髪、脳などにある色素で、メラニン色素とも呼ばれます。
微細な顆粒状で、黒褐色のユーメラニンと、赤黄色のフェオメラニンの2種類があります。

メラニンは、皮膚細胞内のチロシナーゼという酵素が、紫外線を受けて活性化することで生成され、紫外線による細胞へのダメージを防ぐ役割を持ちます。

近年の美白ブームのなか、メラニンの生成を抑制する薬用美白化粧品が数多く発売されています。

カネボウ化粧品(東京都港区)は、国内に広く自生する落葉高木「ホオノキ」の樹皮エキスが、肌の黒ずみの要因となる色素「メラニン」の生成抑制効果を発揮するメカニズムを解明した。

今春にもホオノキエキスを配合した美白向けスキンケア化粧品の新タイプを発売する計画だ。
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抗がん剤原料 製造の低コスト化で新薬開発に弾み


抗がん剤とは、がん細胞に直接作用して、死滅させたり、増殖を抑える働きをもつ薬剤です。
アルキル化剤や抗がん性抗生物質、プラチナ製剤、インターフェロン、分子標的薬など、様々なタイプがあります。

抗がん剤には従来、「効果が薄い」「副作用が強い」というイメージがありました。
しかし最近では、投与法の工夫による治療効果の上昇や、副作用を軽減させる支持療法の進歩などにより、大きく改善されています。

産業技術総合研究所は30日、抗生物質や抗菌剤、抗がん剤などの原料として期待されている「D-ホモセリン」を、微生物を使って使い簡単に製造する方法を開発した、と発表した。

ホモセリンには、「D-ホモセリン」と「L-ホモセリン」の2種類の光学異性体があるが、D-ホモセリンだけに各種の効能がある。今回、産総研の酵素開発研究グループは、L-ホモセリンだけを分解し、D-ホモセリンを分解しない微生物を発見。これにより、50%混合体から純度99・9%のD-ホモセリンを得た。
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視力矯正や健康診断 タイの病院が日本人に人気


レーシック(LASIK)とは、角膜の屈折率を調節して、視力を矯正する手術です。
角膜表面を薄く削ってフタ(フラップ)を作成し、実質層をレーザーで蒸散させることで、屈折率を調整します。

イントラレーシックやエピレーシック、PRKなど様々な手術法がありますが、それぞれ利点と欠点があります。

ゴルフのタイガー・ウッズをはじめ、多くのスポーツ選手がレーシック手術を行なっています。

タイ国内でも最高級とされるのが、「バムルンラード国際病院(554床)」で、外来・入院合わせて年に4万人強の日本人を受け入れている。同病院は1980年、財閥系のグループによって設立され、97年のアジア通貨危機をきっかけに、外国人患者の割合が増えるようになった。

同病院では、J-CASTニュースに対して、「日本や近隣諸国からの患者さんは、観光などとあわせて、体のメンテナンスをする、という意味合いが強いようですね」 と話している。

ここで「メンテナンス」という言葉が登場するのには理由がある。同病院では、「美容外科パッケージ」など多くのコースをパック料金で提供しているが、その中で「健康診断パッケージ」の利用が8割を占めるのだという。
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C型肝炎ウイルス 肝臓がんの発症メカニズムを解明


C型肝炎とは、C型肝炎ウイルスの感染によって、肝臓に炎症がおこる病気です。

1週間から4ヶ月程度の潜伏期間ののち、発熱や全身倦怠感といった症状が現れます。
ただ、A型肝炎やB型肝炎に比べ症状は軽い傾向があり、自覚症状がないことも、まれではありません。

慢性肝炎になる率は高く、治療せずに放置していると、肝硬変、さらに肝臓がんへ進展する可能性があります。

C型肝炎ウイルス(HCV)が引き起こした慢性肝炎が肝臓がんに進行する仕組みを、人やマウスの細胞を用いた実験で京都大の丸沢宏之助教(消化器内科)らのグループが解明した。丸沢助教は「がん予防や治療に新たな道が開ける」としている。
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糖尿病 太ってなくても過信は禁物


糖尿病とは、インスリンの不足や作用不全によって糖質の代謝が阻害され、高血糖と尿糖が起こる病気です。
インスリン依存型糖尿病(I型糖尿病)とインスリン非依存型糖尿病(II型糖尿病)に分けられます。

II型糖尿病は、遺伝体質や肥満、運動不足、偏った食生活、精神的過労などの誘因が重なって発症します。
自覚症状は長期間ありませんが、悪化すると、多尿、頻尿、喉の渇き、体重減少といった症状が現れます。

「なくそう減らそう糖尿病」シンポジウム(日本糖尿病協会、毎日新聞社共催)が8日、東京都千代田区の砂防会館で開催された。

基調講演では、岡芳知・東北大教授が糖尿病の原因や網膜症、腎症などの合併症について説明。林啓子・筑波大准教授は「笑みからチカラ」と題し「笑いのある生活が食事、運動療法への意欲を生み、長期的に血糖値改善につながる」と話した。
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網膜の視細胞再生 治療薬開発に道


黄斑変性症とは、網膜の中央にある黄斑部の視細胞の機能が低下する疾患で、萎縮型と滲出型に分けられます。
滲出型では、網膜の下の脈絡膜から新生血管があらわれ、むくみや出血が起きます。
視力が低下してものがゆがんで見えたり、視野の中心部が見えにくくなります。

網膜色素変性症とは、網膜の視細胞が次第に変性する疾患で、主な原因は遺伝です。
徐々に視野が狭くなり、視力も低下します。
ひどくなると、失明する場合もあります。

理研の高橋政代チームリーダーらの研究で、哺乳(ほにゆう)類の網膜に存在するグリア細胞には視細胞に分化する能力があることが分かっていたが、新しく作られる視細胞は非常に少なく、機能回復までは期待できなかった。

研究チームは新たに、網膜でグリア細胞から視細胞への分化を促しているタンパク質を突き止め、同様の効果がある低分子化合物を特定。このタンパク質を投与すると、約20倍の効率で視細胞が再生することをラットとサルの細胞実験で実証した。低分子化合物はタンパク質よりも投与が簡単なので、治療薬として有望だという。
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食物アレルギーの児童・生徒 公立校で33万人


食物アレルギーとは、消化吸収されて体内に入った特定の食物に対して起こる、過剰な免疫反応です。

抗原(アレルゲン)となる食物には、代表的なものに卵、マヨネーズ、乳製品、大豆や蕎麦などがあります。
また、サリチル酸塩を含むトマトやリンゴ、ヒスタミンのようなアレルギー誘発物質を含むタケノコや鯖などでも発症します。

症状として、胃痛、吐き気、嘔吐、発熱、じんましんやかゆみ、頭痛やめまいなどが挙げられます。
アナフィラキシーショックを起こす場合もあります。

文部科学省は11日、全国の公立小中高校に通う全児童・生徒を対象に実施したアレルギーの実態調査の結果を公表した。

それによると、そばやピーナツでじんましんなどの症状が出る食物アレルギーの児童・生徒は約33万人に達し、1学級を40人とすると、各学級に平均1人いることになる。
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「超肥満」のアメリカ人 5年間で1.5倍に急増


肥満とは、体重に占める脂肪の割合が標準より過剰に蓄積された状態です。
脂肪が蓄積された部位によって、内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満とに分類されます。

肥満そのものは、腰痛や膝関節痛、睡眠時無呼吸症候群などを引き起こしますが、より危険なのは合併症です。
高脂血症、糖尿病、動脈硬化、高血圧症といった循環器系の異常や代謝異常を発症しやすくなります。

米シンクタンク、ランド研究所は9日、体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)が40以上の「超肥満」の米国人が2000年から05年までに1・5倍に急増したとの研究報告を発表した。

BMI30以上の人の増加率は同じ期間に24%にとどまっており、超肥満の急増ぶりが際立つ。より肥満度の高いBMI50以上の米国人はこの間に75%も増えており、専門家は「肥満が健康に及ぼすリスクがこれだけ指摘されているにもかかわらず、驚くべき増加ぶり」と警鐘を鳴らしている。
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生活習慣病のリスクをビジュアル化するソフト


生活習慣病とは、糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満症、痛風など、生活習慣に原因があるとされている病気の総称です。
主に中年期以後から発病するのが、大きな特徴ですが、近年は患者の若年化が進んでいます。

主な原因として、脂肪過多の食事、運動不足、飲酒、喫煙、ストレスなどが挙げられます。

日立メディコ(東京都千代田区)が東京慈恵医大や東京工業大などと共同開発したリスク判定システム「生活習慣病リスクシミュレーション」は、健診データをもとに、糖尿病、高脂血症などの発症可能性(%)や健康体に比べたリスク(%)などをイラストやグラフで簡潔に表示。自分の体の客観的なリスク判定が、一目で納得できる点が評判で、検診機関にとどまらずフィットネスクラブ、関連健康産業から約40件の引き合いがきている。
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自閉症リスク 両親の高齢化で上昇


自閉症は、発達障害の一種です。
「社会性の発達の障害」「コミュニケーション障害」「想像力の障害とそれに基づく行動の障害」の3つが大きな特徴です。

先天的な脳の発達障害によって発症し、遺伝子の異常が関与していると考えられていますが、根本的な原因についてはよく分かっていません。

父親または母親が中高年で授かった子供は自閉症になる危険が大きいとする調査報告を、オークランドの医療グループ、カイザー・パーマネンテの研究部門の疫学専門家リサ・クローエンさんらが発表した。

クローエンさんらはカイザー・パーマネンテ病院で1995-99年に生まれた13万2844人の子供について調査した。593人が後に自閉症と診断を受けたが、これらの子供の出生時の親の年齢を調べ、もう1人の親の年齢や人種、両親の教育レベルなどを調整したうえで、子供が10歳までに自閉症と診断されるリスクを、親の年齢別にはじき出した。
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子宮頸がん予防ワクチン 日本で臨床試験進む


子宮がんには、子宮頸がんと子宮体がん、発症例のまれな子宮肉腫の3種類があります。

子宮頸がんとは、子宮頸をおおう粘膜に悪性腫瘍が発生するものです。
主な発症原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染と考えられています。
実際、子宮頸がんおよび前がん病変の患者からは、75~100パーセントの確率でこのウイルスが検出されています。

ほとんどの子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が原因とされる。それなら感染前にワクチンで免疫をつければ子宮がんも防げる-との考えで開発されたのが、米メルクの「ガーダシル」と英グラクソ・スミスクラインの「サーバリックス」だ。

いずれも遺伝子工学で作った中身が空っぽのHPVの殻成分だけを2-3回注射し、体に免疫反応を起こさせる。過去の臨床試験では、欧米で子宮頸がんの原因の約7割を占める16、18型のHPVによる病変をほぼ100%予防できたという。
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痔は早期治療が大切 痛みを伴わない手術法も開発


いぼ痔とは、静脈が鬱血して、肛門の周囲に腫瘤(痔核)ができる病気です。
直腸と肛門の境目にある歯状線より、上に痔核ができたものを内痔核、下にできたものを外痔核と区別します。

内痔核は、排便時に出血がありますが、初期には痛みを感じません。
進行すると、痔核が肛門の外に脱出するようになり、強い痛みがあらわれます。
肛門の上皮まで外に出てくると、脱肛という状態になり、手術をしなければ根治しません。

黒川梅田診療所(大阪市北区)の黒川彰夫院長は、「『痔』とは、肛門の病気の総称。その半数を占める痔核(いぼ痔)は、肛門や直腸下部の内側にできた静脈瘤(りゅう)ですが、実は2足歩行する人間にとって、宿命的な病気なんです」と説明する。

黒川院長の説明はこうだ。肛門は心臓よりも下の位置にあり、もともとうっ血(心臓へ血液を戻す静脈の血流が妨げられ、血液が組織内に異常に増えてたまった状態)しやすい場所。しかも肛門の静脈は、他の静脈にある血液の逆流を防止する弁(バルブ)がないため、「心臓に戻ろうとする血液が逆流し、たまってしまうことがある」。さらに、排便のたびに無理にいきむことで、直腸や肛門の静脈の血行が悪くなり、この結果、肛門から直腸下部の内皮が腫れて血がたまり、たるんだ状態になるのだ。
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